挑戦できるプロジェクト
サザンセトなぎさパーク
広島市民にとって「釣り」の聖地、周防大島から「海洋体験」の聖地、周防大島へ。
基本情報
企業名 | サザンセトなぎさパーク |
所在地 | 〒742-2601 山口県大島郡周防大島町伊保田2211-3 |
担当者名 | 大野 圭司 |
団体HPのURL | http://www.nagisa-park.net/ |
団体がフォーカスする社会的課題・地域の課題、理想とする地域のビジョン
限界集落に近づく漁村で生まれ育ち15歳で「島おこし」を仕事にする事を志す。2004年7月、島おこしを仕事にするために東京からUターン。Uターン後は起業支援、教育活動、そして、2010年4月から町立民営のサザンセトなぎさパーク(なぎさ水族館、陸奥記念館、陸奥キャンプ場)の管理運営者となり売上をV字回復、年間4万人以上の集客実績がある。限界集落を回避するためには、現在20人となっている油田(ゆだ)小学校の児童が、1990年の80人に戻るための、60人分の子どもたちを養う「1億円経済(330万円×30世帯)」が必要。その実現のために、島内で未開拓の海洋体験を事業化し、事業の可能性を実証し、公共の観光施設が島の経済の核となる時代を創る。
今回任せるプロジェクトの概要(団体のビジョンや戦略の中での位置づけ、実施背景や対象顧客、目指す状態・成果、このプロジェクトが地域に与えるインパクト、このプロジェクトの独自性など)
<ビジョンや戦略の中での位置づけ>
周防大島でカヌー等の海洋体験のニーズが高まる中、島内で事業化に挑戦している企業や団体がないため事業の可能性はある。現在の競合は、【A】夏季限定で実施している広島市内の団体、【B】町保有のカヌー等で海洋体験を低価格で提供している町の外郭団体。【B】とは顧客層が被らない戦略。【A】が島内から自然と撤退する戦略。
<実施背景>
サザンセトなぎさパークにはキャンプ場の隣に、小さな海水浴場があるが海水浴客は減少傾向。海水浴場単体には収益がないため、管理運営上の負担となっているが、海水浴場を活用した海洋体験を事業化する事で、サザンセトなぎさパークを観光施設から体験施設に生まれ変わらせたい。
<対象顧客>
関西・関東からの修学旅行生、広島市民
<目指す状態・成果>
海水浴場とキャンプ場を活用した海洋体験メニューを春夏秋冬で開発しテスト実施。
<このプロジェクトが地域に与えるインパクト>
現在、海を活用した漁業以外のビジネスは遊漁船くらいしかない中、環境に優しいカヌー等の海上移動手段が事業になるという意識変革。漁業や遊漁船は水産資源を調達し販売するというビジネスだが、カヌー等はスポーツ性と教育性の高いビジネス。
<このプロジェクトの独自性など>
現在、陸奥キャンプ場では、中国四国地方では先駆けスマートバーベキューの普及を、日本バーベキュー協会の指導、そして連携し行なっている。海洋体験(海水浴場)とスマートバーベキュー(キャンプ場)を融合させた魅力的なサービスが提供可能。
本プログラム参加者に期待する役割とプロジェクトの成果目標
【期待する役割】
キャンプ場と連携した、陸と海のアウトドア事業を展開してほしい。
【最終的な成果目標】
広島市民にとって、カヌー等の海上アウトドアを行うなら、海のキレイな周防大島のサザンセトなぎさパークだよね。と認知されるようになるための挑戦元年!
今回のプロジェクトでしか得られない経験・スキル等
- キャンプ場と連携した陸と海のアウトドア事業の開発と展開
- カヌーだけでなくハワイ発祥のスタンドアップパドルという新スポーツの提供
- 山口県、愛媛県、広島県の三県境に位置するサザンセトなぎさパークから県越えパドル
経営者メッセージ
周防大島は高齢化率が47%にも関わらず、転入者が転出者を上回るUIターンが加速する島です。20代30代のUIターン者は個性的な若者が多く、長期インターンもおり、挑戦者に溢れる島です。サザンセトなぎさパークは、20代30代のUIターン者の多い観光施設です。仲間と力を合わせ思い切り海洋体験の事業化に挑戦できます!近い将来、クラブメッドのようなオールインワンでファミリーバカンスの出来る空間にリニューアルしたいという夢を持っています。周防大島町の意識改革を実現し、共に夢を叶えるあなたに出会える事を楽しみにしています!
勤務条件
勤務頻度 | 週5日(シフト制) |
勤務時間 | 8時間/日 |
勤務地 | サザンセトなぎさパーク |
活動手当等 | 金額を検討中(長期インターンは月4万円) |
現地での生活にかかる費用 | 5万円程度(家賃、食事、ガソリン、水道光熱費) |
必要な資格・免許等 | カヌー等のインストラクター資格 |